これまで、「海底資源」、「海洋資源」の開発こそ、日本のエネルギー問題を解決し、日本経済と日本人の心に新たな活力を与えるとの指摘を行ってきた。
ちょうど、この海洋開発のシリーズを書き出した頃、政府は、来年度の予算で重点配分する特別枠「日本再生重点化措置」として、39事業が選定された。この中に、海底資源の調査機器整備、54億円が盛り込まれた。もちろん、重点化されないより良いが、この予算では十分と言えず、また、重点事業が39とは、百花繚乱的ではなかろうか?
その一方で、海洋資源開発は、地味ながらも進捗している面も、もちろんある。その中で、期待しているのは、新たな海洋資源調査船、「白嶺」の建造・調達である。この新型「白嶺」は、来年1月の完成予定で、2月より海域の調査に入る予定でいる。総トン数は6,200トン、海底調査のための大型機器投入に使用される大型クレーンを装備している。この完成により、海底熱水鉱床やコバルトリッチクラスと開発の更なる加速が期待できる。
日本周辺の熱水鉱床は、沖縄トラフや伊豆・小笠原海域において、分布しているが、世界的に見ても、分布水深が700m〜1,600mと浅く、開発に有利である。また、コバルトリッチクラストは、南鳥島海域の1,000m〜2,400mに分布している。
いずれにしても、今後10年間内の商業化を目標としているものであり、ここにこそ、今より更なる予算の重点化を行い、大々的に『国策』とすべきことと考えている。

野田政権になり新しい成長戦略として、経済産業省内の産業構造審議会新産業構造部会にて、『日本再生戦略』に関しての議論を行い、これまでの議論の中間整理を提示した。その中において、
政治家として、2年以上の活動をさせて頂いていますが、大局的に、日本が、日本人がどうあるべきかを語ってくださった方はいません。2009年に、皆さんに選んで頂いた時の民主党と、今の民主党は、明らかに違います。僅か2年で、何故ぶれが生じたのか、それは、自分たちが目指す『国家論』がないからと思われます。私は、「日本」=「日本人」の完全等価の関係にあると思っています。抽象的ですが、私は、日本人が、この国土に暮らすから日本であり、これからも、日本には、思いを一にする日本人が暮らし続けて貰いたい、と思っています。